単行本

1984年~2001年 全10巻 (成山堂書店より出版)


(第1巻)

魚ばなれへの挑戦  (1984年)

「魚ばなれ」の原因・実態・対策等について、生産・流通・消費の面から、多角的に論じるとともに、本会としての見解と提言を示す。


(第4巻)

空飛ぶ青い目の魚 (1990年)

水産物の輸入問題を生産者・加工業者・消費者の立場から論議。海外視察に基づき輸出国側の条件も解明。問題の抜本的解決策を提言する。


(第7巻)

よみがえれ日本漁業(1996年)

国連海洋法条約批准で大きな岐路に立つ日本漁業の可能性を、後継者の育成や世界的視野で見た食料自給の重要性も考え再考したもの。


(第10巻)

21世紀の水産への提言(2001年)

1982年からの本会の運動総括。これまでの提言を再評価を行い、これを基に、21世紀の日本と世界の水産業の展望を提言する。

(第2巻)

健康と魚の白書(1986年)

栄養・健康・食文化等の側面から日本人にとっての魚を再考する。魚食文化の普及、現在の問題点を踏まえ、21世紀への展望を明示。

 


(第5巻)

養殖魚安全宣言への道(1992年)

食品としても、また環境に対しても安全性が疑問視される養殖魚と養殖漁業。この安全問題を解決し、将来展望を論議する。

 


(第8巻)

海と魚のエコロジー(1998年)

日本各地の水産をとりまく環境問題を論議。豊かな海の維持と水産業の持続的発展のための方策を問う。アメリカ視察での国際的見解も紹介。


(第3巻)

魚価安定への未来戦略(1988年)

 産地安・消費地高の魚価にメスを入れ、魚の生産・流通・消費の根本を言及。21世紀の魚価のあり方を問うもの。

 


 (第5巻)

シーフードの新時代(1994年)

 シーフード(水産加工食品)が含むEPA、DHAその他栄養価に着目。多くの議論から水産加工と国内漁業が共生・発展する方策を提言。


(第9巻)

魚は人類を救えるか(1999年)

迫りくる食料危機に水産業は救世主となり得るのか。各界の識者を招いての討論をベースに食料産業としての水産の現状とあり方を問う。